2019/11

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ヒブ(Hib)
「インフルエンザ菌b型」という細菌です。ヒブによる重症感染症には、髄膜炎、喉頭蓋炎、菌血症などがあり、日本では毎年600人の子どもたち(ほとんどが5歳未満で半数は0〜1歳)が感染し、20〜30人が死亡し、後遺症を残す子どもが100人以上います。特にヒブ髄膜炎は診断が大変難しい上に、抗生物質が効かない耐性菌が増えてきています。そこで90年代より欧米先進国ではヒブワクチンが定期接種されるようになり現在では重症な感染症がほとんど無くなったと報告されています。また副反応は三種混合(DPT)とほぼ同等と考えられています。

しかし日本へのワクチンの供給は不足しているのが実情で、当面は当院へのワクチン支給は月に3例と限られています。


〜接種スケジュール〜
初回接種を生後何か月から行うかでスケジュールが違います。

■生後2か月から接種ができます
ヒブによる髄膜炎は3歳未満、特に0歳から1歳の子どもに多く発症します。そのためできるだけ早く接種したいワクチンです。DPT(三種混合)は、3か月からが定期接種とされていますが、それよりも1か月早く接種が開始できます。


■他のどのワクチンとも同時接種ができます
ヒブワクチンは、他のすべてのワクチンと同時接種ができます。


■初回接種を生後何か月から行うかでスケジュールが違います
初回接種が生後2か月〜7か月未満
DPT(三種混合)のスケジュールと良く似ています。これはDPTとの同時接種が多くなることを想定しての措置です。
初回接種が生後7か月〜12か月未満
生後7か月もすぎると、ヒブに対する抗体を作る能力が少し上がってくるので、初回は2回で終了とします。
初回接種が1歳〜5歳未満
乳児期と違い、ヒブに対する抗体を作る能力が上がっているので、1回接種しただけで終了とします。1年後の追加接種も不用とされています。
5歳以上の児
ヒブ感染症自体がほとんど無いので接種は不用とされています。


インターネットで「ヒブワクチン(Hib)」のわかりやすい説明を見つけましたので、参考にご覧ください。

接種スケジュールの例